95:名無しさん@おーぷん:2016/10/20(木)02:27:47 oeH
ところでさ
若き天才外科医のナンテンはブロッサムヒルの大学病院の教授として多くの患者を救ってきた
ある日、担当した患者をナンテンは肺結核と診断して執刀、友人のヨモギはガンの転移である可能性を示唆し、再検査の提案をするが
ナンテンは「ちょっとリリィウッドでの学会を控えているからそこまで細かく検査している暇はない。この影はガンではない」
と一蹴してリリィウッドへ向かってしまう。
しかしその後、患者は再び呼吸困難を起こして死亡してしまう。ブロッサムヒルに戻ってきたナンテンは遺族に民事訴訟を起こされてしまう
裁判と教授として診療の忙しい日々を送っていたナンテンだがインフォームドコンセントを怠ったことを理由に敗訴してしまう
ナンテン「わ、私は、私はガンを、切除しようと・・・患者を救おうとしたんだ!それの何が悪い!こんなものは納得できない!控訴を・・・う、ゲホ(吐血)」
ヨモギ「ナンテン!大丈夫!?すぐ病院に・・・」
ナンテン「君の・・・君の指図は受けんよヨモギ」
と言い残して倒れてしまう。すぐに病院に搬送されて緊急手術を受けるが既に手遅れで、執刀したレッドチューリップは何もせずに縫合してしまう
術後のナンテンに周囲は「ただの胃潰瘍で良かったね」「裁判の事はいいから今は回復に専念してね」と事実を隠して接する
ナンテン「ヨモギ、私は本当に胃潰瘍だったの?医者である私が自分の本当の症状を知らずにいるのは耐えられない!真実を教えて」
ヨモギ「実は、ナンテンは悪性のガンだったのよ。レッドチューリップが執刀した時には手遅れで、体力の消耗を防ぐために何もせずに閉じたの」
ナンテン「やっぱりね・・・。ヨモギ、これは貴方にしか頼めないけど、私の無実を証明して。私はあの患者を救おうとしたのは嘘じゃない
診断が不十分だったかもしれないけど、罪に問われるなんて・・・医者は神じゃない、人間なのよ。私は私のできる全力を尽くしたのは本当よ」
と言い残してナンテンは意識を失い、程なくして息を引き取る
っていう薄い本下さいな
96:名無しさん@おーぷん:2016/10/20(木)02:28:46 oeH
あとタイトルは「白い花タワー」で
99:名無しさん@おーぷん:2016/10/20(木)02:50:12 oeH
まあとにかくナンテン主人公の真面目な医療ドラマが見たいなって思ってさ
総回診のときに役者が持ってるレントゲン写真が裏返しになったりしてないような真面目な奴


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